ゆめ叶いました案件

今から24年前、来年小学校に入る予定の長男は言葉も遅く、多動で軽い自閉症だと診断されてました。仲人さんがバイオリンの教室を紹介して下さり、音楽で集中力がつくとおっしゃいました。先生は「一曲でも弾けるといいね」と言って下さいましたが、なかなか大変な日々でした。一緒に年子の次男にも教えていたのですが、次男の方がどんどん上達して行ったのがプレッシャーになっていたのかも知れません。しかし次男が重度のアトピーで入院してバイオリンをやめたのを機に、長男は変わりました。一人でバイオリンに没頭し、自分で楽譜を読んで弾けるようになりました。普通の子よりは遅い始まりでしたし、進みも遅かったのですが、なんと最終課程まで進んで卒業し、今でも弾き続けています。私の夢は、あの子が一曲でも弾ける集中力が持てたらと思うだけでしたが、彼は一生の趣味を手に入れ、学校も大学まで卒業し、友達も多く充実した毎日を送ってるようです。(^-^)

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