ビギナーロックさんへ
僕も物覚えが悪くて落ちこぼれでした。
要領の良いヤツとの差は『反射神経』の差でした。その差はどうしようもありませんでした。
だから考えたのは、徹底した予測と準備。常に最大で最悪の予測をする。他人がしないところまで準備をすることでした。モノだけじゃなくココロの準備も想像力で準備します。
そうすると、相変わらず反射神経は鈍いし、手も遅いけど、余裕が生まれてミスをしなくなりました。
逆に他人が大変になってる時でも、慌てることなく、自分の責務をまっとうできるようになりました。要領いいな、思っていた同僚は予想外の事態に勘や反射神経だけでは対処できなくなってオロオロしてましたよ。
最大・最悪の予測の範囲で仕事が上手く納まる。誰かが喜んでくれる。それが僕の楽しみの1つになりました。
それはまた管理者としては必要な資質の1つでもあり、そこを若いうちから訓練していたことが、現在の僕の地位を築きました。
要領が良かったら気付けなかったであろうことにも立ち止まって考えることができる。身の丈以上に見せることができないから、いつでも謙虚でいられる。手が遅い、物覚えが悪い、要領が悪い、実は使いようによっては長所なんです。ビギナーロックさんにはその資質があると思います。
そうですね。
コツらしい、コツといえばなんでも『手書きで書くこと』ですかね。
例えは『モノの位置が覚えられない』なら冷蔵庫の見取り図を書きました。そんなこと、バカ丸だしだから誰もやりません。でも僕にはそれが必要でした。
また『料理のスペルが覚えられない』ならB5の大学ノート 1ページ分 書き取りしました。
pizza margherita
pizza margherita
pizza margherita
と、1ページ埋め尽くす。
バカの一つ覚えでもしょうがない。バカなんだから(笑) しかし、これならたいがいのバカでも覚えますよね。
物量作戦でやればいいのに、ウチの若い連中もやりませんよね。カッコ悪いし、面倒くさいから。もしくは自分はそこまでバカじゃないと過信してるのか。
ワードで打ち込んでもダメ、資料をコピーしてもダメですね。手書きというところが大事なのは30年前も今もさほど変わらないと思いますよ( ´∀`)
コーギモモ
男性/58歳/神奈川県/飲食業
2017-08-13 11:19