想い出の鼻唄 ④
【 ラムのラブソング / 松谷祐子 】
そういった訳で、
高校時代はバイトと音楽活動が忙しく、ほとんど映画もアニメも見てなかったです。恋愛もしなきゃいけないし(笑)
数年間アニメには興味を失なっていました。
これも良い機会だろうと、
もうエイリアンだ、モビルスーツだ、という世界から足を洗おう!と思っていた矢先。耳を悪くして。音楽からは少し距離をとらなきゃいけなくなりました。
20歳ぐらいかな?
就職したものの、仕事も厳しく。
そんな時に「これ見てみろ」と友達が貸してくれたのが。
【うる星やつら 2ビューティフル・ドリーマー】
ついに、モモの心の師、
【 押井 守 】監督に出会ってしまいました。
完全に原作を無視して『お客さんに豪速球を投げつけてくる』ような「わけわからない!けど、すごく面白い 」映画。
高橋留美子 先生も一番 嫌いな劇場版だそうですが「こんなこと漫画原作の商業映画でやっていいのか?」と、衝撃をうけました。
この頃は【愛・おぼえていますか】も【ナウシカ】も公開。付き合っていた彼女がシャア大佐のファンだったりとか(笑)結局、足を洗えなくなりました。相変わらずライブへは足を運んでいましたが、またどっぷりアニメの世界へ。
当然の帰結として、押井さんの監督デビュー作である【うる星】のTVシリーズを借りて見るようになりました。
ラム役の声優が【平野文】さんということは前から知ってましたけど、主題歌 OP・ED ともに作曲が【 小林 “mimi” 泉美さん】だったことに、ぶっタマゲました。
あの高中バンドの、僕のライブハウス初体験の小林さんです。
「 あ、そういうことか 」と。
小学生時代の深夜ラジオから、アニメから、高校時代のライブハウスから、社会人になってからの押井映画まで、すべてが一本の線につながりました。
ネットで何でも検索できて便利にはなりましたが。僕が本当に欲しい情報はたいがいネットにはないんですよね。しかし、網さえはっておけば、欲しいものは向こうから勝手にやって来てくれる。それは昔からかわらない。
ずっと、そんな気がしています(  ̄▽ ̄)
コーギモモ
男性/58歳/神奈川県/飲食業
2017-08-18 00:26