プラトーン
妻が里帰りしたのを機に映画を見始めましたが、今もそれは続いていて、週に2〜3作は観ています。
最近では「プラトーン」が印象的でした。
監督が、自身の体験した「ベトナム戦争」を基に制作された本作は戦争の凄惨さをよく表しています。軍の大麻汚染、同士討ち、民間人への虐殺や暴力シーンもあり、なかなかショッキングな場面もありますが、「戦争とはこういうものだ」という監督のメッセージが込められてるかのようです。トランプさんはこの映画観たことあるのかな。
役者は全員、実戦さながらの歩哨訓練を二週間受け、寝ぐらを自分で掘り、風呂にも入らせてもらえなかったといいます。夜の見張りもやらされ、寝てしまったジョニー・デップは、訓練の指導にあたったハリル・ダイに銃口を突きつけられて「君は死んだ」と言われたとか。
みんなの目つきが変わってきたところでそのまま撮影に突入したとのこと。そのリアリティも見所でしょうか。ウィレム・デフォー演じるエリアス軍曹が両手を挙げ天を仰ぐように死ぬシーンはとりわけ有名。これも実際の写真が基になっています。
いままで戦争映画はあまり観てこなかったけど、これは観てよかったかも。
川越エース
男性/42歳/埼玉県/機能訓練指導員
2017-08-25 10:56