大声案件
皆さんお疲れ様です。
大声2発吠えたことがあります。
むかし同居人と住み始めた時に独身の若い女性が使っていた電話番号が割り振られて、前の使用者が知らせないままに放置していたようで、沢山の間違い電話がかかってきました。当時の同居人は声だけ聞けば「可愛い女の子」でしたので、そのうちに数名のイタズラ電話がかかるようになりました。
あるとき同居人が受話器を渡すので聞いていると「何色のパ◯ツなの?」と荒い鼻息で男が話して来ましたので、しばらく聞いて「俺のパンツの色が知りたいのか!!」と怒鳴ると「うっ!」といって切りました。
その後も無言電話が耐えなかったので、電電公社に番号を変える手続きに行きました。
窓口の女性はイタズラ電話は電電公社の落ち度ではないので番号を変える手数料を支払ってくれというので、前の使用者が女性で使用を中止したことを知らせていない番号を割り当てた電電公社の落ち度であるので手数料を取るのは納得できないと議論は平行線を辿りました。そして、彼女が口にしてはいけない一言「私では決められません」と言った時に「あなたが決められないのであれば時間の無駄です。決済権者をだしなさい!!」と怒鳴りました。
これはクレーム処理のトレーニングの中で口にしてはいけない一言で窓口担当としての責務を果たせないと白旗を上げたことになります。
彼女は奥の責任者のところへ行って、一言話しをして、別のバインダーを持ってやって来ました。
「間違い電話として処理しますので、この1年半以上寝かせてある番号から好きな番号を選んで下さい。これは無料で手続きを行います。」
とバインダーを開いて見せてくれました。契約者を見ると女性の名前ばかりが並んでおり、多くがイタズラ電話での番号交換手続きを行っていました。
窓口の女性にあなたが悪い訳でも憎い訳でもない、あなたは自分の仕事を一生懸命にやっていて信頼できる人であること、そして声を荒げたことを詫ました。
さすがに1年半以上寝ていた番号に間違い電話がかかってくることはなく、私のパンツの色を聞かれることも無くなりました。(笑)
FUJI2
男性/66歳/東京都/自営業と自由業は違うんだぞっと…個人事業主さまは言ってみる~
2017-09-04 13:13