道徳の授業問題
今朝のニュースで「道徳」が小学校?の「科目」に格上げされることになって云々言ってました。先生方が取り扱いに戸惑っているらしいです。
50年も前は、当たり前に行われていた道徳の授業なのに、何で教える先生方が今更戸惑うのかと言えば、それはおそらく、今の中堅どころの若手の先生方自身が、道徳の授業を受けずに育った経緯が背景に在るのでしょう。
また、教科書の内容にも課題は在るようです。家族愛、郷土愛といったことが盛り込まれているようですが、家族愛といったとき、片親世帯への配慮が要るとか言ってました。確かに時代の変遷もあるでしょう。
外人の子がクラスで孤立するようなことの無いように、といった内容も含まれているようですが、外人の子の方が多いくらいの学校も現実には在り、全国一律の内容が良いのかといった議論もある様です。
そんなことより、今の時代に子供に徹底的に教え込むべきは「弱い者いじめをしない。それは『卑怯』という恥ずべき行為である。弱い者が居たら、いたわり、守り、助けてやるのが、強い者の在るべき姿だ。」といったことの方が、よほど重要だと思います。仁の心と惻隠の情を持つことです。
いじめが全国に蔓延している現在、最低限、まずはそこから、入って欲しいと思います。
のんびりタック
男性/64歳/東京都/スカロケスポーツサイクリング部
2017-09-06 09:07